こんばんは、naoyaです
油圧ディスクブレーキ車の一斉メンテナンスをしています
まずはクロスバイクから
これはBRーMT200
キャリパーを外してからパッドが外れるタイプ
中性洗剤とタオルで良くローターの油分を洗い落とし、水拭きしておきます
パッドはスコッチブライト(不織布研磨剤)に中性洗剤を含ませて、当たり面に染み付いたブレーキダストを清掃します
レジンパッドなのでパーツクリーナーは使わない方針です
左:清掃前
右:清掃後
よく乾燥させたらキャリパーに戻します
次に油圧のブレーキフルードを交換します
まず黄色いリザーバータンクを取り付けフルードを適量入れ、そのまま車体を揺すったりレバーを何回か引き、マスターシリンダー内のエアを上から抜きます
フルードの劣化度自体はあまりひどく無いですが、リアはそこそこ気泡が出て来たので年に1回位交換しても良いかもしれません
今回はシリンジをキャリパーに取り付け、下から吸い上げる形で抜いてみました
前回は上からレバーを引いて押し出す方法だったので違う手法をとってみました
どちらも抜ける事に違いはないですが、吸い出し式の交換だとどうしても吸い出し時にホースにエアが噛んでしまい、やめ時がわかりづらいかも
次はロードバイク
R7000油圧STIレバーのシリンダはここからタンクを取り付けます
バルブは7ミリレンチで開放
レジンパッド 洗浄前後比較
ロードバイクは平地のサイクリングロードばかり走っているせいか、あまりフルードにエア噛みもなくスムーズに交換完了
つぎはマウンテンバイク
3台連続でやったら写真を撮り忘れ
メタルパッド洗浄前後比較のみ
マウンテンバイクは他のバイクに比べれば走行距離は短いのだけど、トレイルのダウンヒルがだいぶ効いたのか、エアは多め
どのバイクもフルードの劣化度という意味では2年くらい保ちそうなのだけど、今回はだいぶエアが入っていた印象
夏の猛暑も関係していたのかもです
ひとしきりブレーキメンテが終わって実装テストをすると、ブレーキ鳴りがすっかり治り正確かつ静かに停まれるようになりました
が、今ひとつ購入直後のような強力な急制動力を感じない…答えは…
タイヤが摩耗して来ているから!
来年はタイヤを買い替える予定です
おしまい